(株)テイクフィジカルコンディショニング
理学療法士 博士(スポーツ健康科学)
松村 葵 氏
(株)N14
スポーツジャーナリスト/
パーソナルコーチ
中西 哲生 氏
スペシャル対談
『Airsapo-エアサポ-』を
つけることでより
正しい姿勢と呼吸に
意識を持っていき、
ベストな身体へ導く
日々の生活や加齢による身体への負荷で悩んでいる方、どうにかしたい方へその多くの原因は普段の姿勢や呼吸の仕方にありました。『Airsapo-エアサポ-』は正しい姿勢へと導いてくれるアシストスーツです。今回は数多くの有名選手のパーソナルコーチを努め、スポーツジャーナリストで元プロサッカー選手の㈱N14中西哲生氏と理学療法士で博士(スポーツ健康科学)の㈱テイクフィジカルコンディショニングの松村葵氏に『Airsapo-エアサポ-』の良さと健康に繋がる正しい姿勢と呼吸について解説いただきました。
『Airsapo-エアサポ-』の
活用性について
中西僕は良い姿勢で仕事ができれば、仕事自体がトレーニングになると考えています。なので、正しい姿勢に導いてくれるエアサポを身に着けながら仕事に取り組むことよって、身体に変化をもたらすことにつながる。
今までのパワーアシストスーツは、仕事の負担を軽減する、また仕事自体が楽になる、というものでした。僕はそういった考え方ではなく、エアサポによって正しい姿勢を身につけ、結果、仕事がトレーニングになり、自分の身体が状態が少しずつ改善されていきますよ。
そういった仕事に取り組む時の意識の部分が、とても重要だと考えています。
松村 そうですね。我々の場合、お客様がはじめのうちはケアやセラピーを受け身で来ることが結構多いです。
やっぱり、最終的には自分自身で身体を良くしていこうっていう意識付けをしていくっていうことが凄く大事だと思っていて毎日対応しています。なので、その中の一つ手掛かり的な形でエアサポを使えると私は良いと思います。
中西 僕も同じことを思っていて、今おっしゃってくださったように本人が受け身である以上、根本的な体質改善はなかなか難しいと思います。だからこそエアサポを身につけることによって、というよりはまずはエアサポから正しい姿勢をしっかりと身体が学んだ上で、最終的にエアサポを外していても正しい姿勢を保てるようになるのが理想です。僕はわざわざジムに行かなくても、エアサポがあればトレーニング効果を実感できるような状況を仕事中に作り出せると思っているので、まず考え方を変えるのが重要ですね。
正しい姿勢とは
中西 正しい姿勢の定義として、僕は基本的には上から構築していくのが良いと思っていて、頭、眼球、舌を重要視しています。その3つが正しいポジションに入ってくれば、正しい姿勢に導きやすくなる。そういったことをしっかりと理解した上でエアサポを身につければ、姿勢は根本から変わってきます。
松村 私もそう思います。頭の位置はとても重要視しています。あと、頭の傾きですね。
中西
余分な動きは極力へらしたいですよね。そういう意味では頭の安定感はとても重要です。
できれば、なるべく頭は傾かせたくない。あとは今の時代スマホを使うことによって、みんな圧倒的に頭が前に傾く状態になってしまっています。そこが本当に大きな課題かなと。
頭を正しいポジションに入るためには、眼球と舌の位置がとても重要です。眼球は口角を上げたり、上を見ることでコントロールしたり、舌は上顎(うわあご)につく状態になるのがベストです。
姿勢と呼吸への意識について
中西さらに呼吸もとても重要です。正しい呼吸が正しい姿勢に導いてくれますから。
なのでエアサポを身につけた瞬間に、呼吸を意識しやすくなれば最高ですよね。
松村
まず、よい呼吸をするためにいい姿勢にしたい。
その意識が重要ですが、いい姿勢をキープすることに必要以上に意識をおかずに、エアサポを付けることで外的にサポートしてあげて、呼吸に意識できる状態に持っていくっていうところですね。
中西 つけた瞬間、まずは呼吸を意識してみようみたいな。
松村
そうですね。
それと、エアサポは空気の量で締め付ける力を調節できるっていうところがいいですよね。
例えば、最初は空気の量を多めにして締め付け力を上げておいて、「あ!この方がやりやすい!」っていうような感覚をもってくれた後、ちょっとずつサポートを減らしていく。
最後にサポートがない状態にして、それで自立できるのが理想ですね。
中西
最終的には外せて、何もしてない状態でも姿勢と呼吸を意識できるようになればいい。
自分がこれやらなきゃいけない、あれやらなきゃいけない、って考えることが多すぎちゃうと大変じゃないですか。エアサポつけるだけでやるべきタスクを減らせることと、呼吸と姿勢に勝手にフォーカスしやすくなることが重要ですよね。
『Airsapo-エアサポ-』で
良い姿勢をアシスト
中西
僕は選手のパーソナルコーチをしている時にいつも話しているんですが、プレーをしていて上手くいった時と上手くいかなかった時では、後者の記憶の方がより定着しやすいという人間の側面があります。そうならない為にも、プレーが上手くいった記憶をより多く身体に刷り込んでいくことが重要です。
なのでエアサポによって、自分の身体に良い姿勢と良い呼吸をしっかりと記憶させることが大切です。
松村 そうですね。良い動き、良いポジション、良い姿勢で動くっていうことの経験を脳に刺激として、与え続けることで、身体の動き、パフォーマンスの改善に繋がると思いますね。
中西 今日はうまく立てているな、とか。そういった意識を身体に刷り込んでいけたら良いですね。
松村
あとはいろんな動き方がスポーツとか日常生活とかであると思うんですけど、どんな時でも姿勢をちゃんと整えてあげるということが大事です。
それは自分自身では意識していても最初はなかなか難しいので、エアサポでアシストしてあげるのが良いと思います。